統合マネジメントシステム

品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステム

品質マネージメントシステムと環境のそれとはお互いに相容れる要素をそもそも持ち合わしていることは明解だ。従って、統合された品質と環境のマネージメントシステムは、認証を取得する企業側からすれば非常に効果的かつ効率的であるにもかかわらず、ISO規格関連の書籍もあまりなく、また第三者機関による講習もないのが実態である。このページでは、品質マネジメントシステムの認証を取得した企業が、そのシステムを土台にしてどのように環境マネージメントシステムを構築していけばよいのかに主眼を置いている。
国際規格の両立性
「この規格は、品質システム規格のISO9000シリーズと共通のマネージメントシステム原則を共有している。組織は、環境マネージメントシステムの基礎として、ISO9000シリーズに合致する既存のマネージメントシステムを使用しても差し支え ない。マネージメントシステムの様々な要素の適用は、目的及び利害関係者の相違によって、異なることを理解することが望ましい。品質管理システムが顧客ニーズを取り扱うのに対して、環境マネージメントシステムは、広範囲の利害関係者のニーズ、及び環境保全に関して高まりつつある社会のニーズに対応したものである。」とISO14001では記述されている。しかも、現在進められているISO9001:2008の修正では両国際規格の両立性を高めようと努力が払われている。
品質・環境マニュアル
ここに掲載している品質・環境マニュアルは、私が作った品質マニュアルに鈴木信吾氏が環境の部分を追加して作成されたものである。このマニュアルはぜひ読んでいただきたい。理由は二つある。一つは、品質のシステムに環境を追加することがいかに簡単かがわかること。二つ目は、直訳された日本語の国際規格を読むよりも、品質・環境マニュアルを読めば、国際規格が何を要求しているかがすぐわかるからだ。